2015 (平成27年) .03.17 害虫情報
マダニ防除用の家庭用殺虫剤及び忌避剤(その2)
2013年には国内で初めて死亡例が確認されたマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は西日本を中心に40人の感染者が出てマスコミ等に大きく取り上げられましたが、昨年は代々木公園(東京)でのデング熱騒動で、マダニ感染症SFTSが話題になる事が少なく、治まった様に思われがちですが、2014年も57人の感染者数で一昨年よりも増加しており、蚊が媒介するデング熱、チクングニア熱等ばかりでは無くマダニが媒介する感染症SFTSの脅威も忘れてはなりません。
マダニ類防除用薬剤として、薬事法で承認された日本家庭用殺虫剤工業会会員のマダニ用製品リスト(ディートを含む忌避剤、及び防除用殺虫剤)をご参照ください(当工業会2014年4月10日更新トピックスもご参考下さい)。
また詳しい使用方法等については、「殺虫剤の使い方と種類」のマダニ用製品を参照下さい。また、其々の製品の詳しい情報は、各社ホームページ及びお問い合わせ先等でご確認下さい。