ファン式蚊取

揮散しやすいピレスロイドを種々の含浸体に保持させ、ファンによる送風や遠心力で有効成分を揮散させる方式の蚊取製剤です。 乾電池で長時間使用でき、コードもないので家屋内はもちろん、屋外でも身につけて使用することができます。熱ではなく、風力で有効成分を揮散させるので、ヤケドの心配がありません。

現在のファン式蚊取りは、携帯して主に屋外で使用する携帯タイプと屋内に設置して使用する置き型に二分化する傾向があります。(メーカーや種類によっては、屋内・屋外兼用タイプもあります。) それぞれの特長は次のとおりです。

 

1)携帯タイプ
携帯して使用するタイプで、主に屋外で蚊の忌避を目的に使用します。携帯するため器具は小型化しておりますが、使用時間は屋内置き型用に比べると短く設定されております。 そのまま屋内に持ち込んでも使用できますが、閉め切ったお部屋や狭い部屋で使う場合は、屋内置き型と同様に時々換気をしましょう。

 

2)置き型タイプ
主に屋内に設置して使用します。電池式なのでコンセントのない場所でも使用でき持ち運びも容易です。 携帯型に比べると器具は大型の種類が多く、デザイン的にもインテリア化した種類もあります。 閉め切ったお部屋や狭い部屋で使う場合は、時々換気をしましょう。

ファン式蚊取の上手な使い方

有効成分の揮散に注意しましょう

スイッチを入れている間は、常に有効成分が揮散しますので、使用しないときは、スイッチを切るようにしましょう。器具の吸気口や排気口はふさがないようにしましょう。

器具の取り扱いは丁寧に

乾電池にはマンガン電池、アルカリ電池、オキシライド電池など、さまざまなタイプがあります。器具に適した新しい乾電池を使うようにしましょう。電池は正しい方向で入れましょう。逆に入れると、故障の原因になります。

濡れた手で触ったり、水、洗剤、ジュースなどの液体がかかったりしないように注意しましょう。長期間使用しないときは、薬剤カートリッジと電池を取りはずし密封して保管しましょう。

屋内で使うときは

閉め切ったお部屋や狭い部屋で使う場合は、時々換気をしましょう。

※ ご使用になられる製品の注意書きに従って使用して下さい。
それぞれの製品の詳しい情報は、各社ホームページ及びお問い合せ先等でご確認下さい。

  • 蚊取線香
  • 電気蚊取り(マット・液体式)
  • ファン式蚊取
  • エアゾール(スプレー)
  • ワンプッシュ式蚊取
  • 全量噴射式エアゾール
  • くん煙・くん蒸剤
  • 殺虫プレート
  • ゴキブリ用毒餌剤
  • 塗布型忌避剤(人体用虫除け)
  • 乳剤
  • 粉剤

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