粉剤

有効成分を、タルク、クレー等の鉱物性微粉末と混合した剤型です。経時変化を受けやすく残効性に乏しいという問題点がありました。

現在、主に使われているのはピレスロイドのフェノトリンを有効成分とする粉剤であり、安全性と残効性に優れ、特にダニ、ノミ、トコジラミ等の這いまわる害虫に対し有効で、畳の裏、床下、天井での散布等に使用されています。また、学童の頭につくアタマジラミ対策用にフェノトリンを0.4%含有する粉剤が唯一、医薬品として承認されております。

粉剤の上手な使い方

使用上の注意をよく読んで、使いすぎに注意しましょう

万一、身体に異常が起きた場合や、誤って薬剤を飲み込んだ場合は、本品を持って本品が殺虫剤であることを医師に告げて、診療を受けてください。

子供やペットにかからないように

飲食物、食器、小児のおもちゃ、飼料、観賞魚・小鳥などのペット類などにかからないように十分注意してください。

体に触れないようにしてください

薬剤が皮膚に付いたときは、石けん水でよく洗ってください。また、万一、目に入った場合は、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。

 

※ ご使用になられる製品の注意書きに従って使用して下さい。
それぞれの製品の詳しい情報は、各社ホームページ及びお問い合せ先等でご確認下さい。

  • 蚊取線香
  • 電気蚊取り(マット・液体式)
  • ファン式蚊取
  • エアゾール(スプレー)
  • ワンプッシュ式蚊取
  • 全量噴射式エアゾール
  • くん煙・くん蒸剤
  • 殺虫プレート
  • ゴキブリ用毒餌剤
  • 塗布型忌避剤(人体用虫除け)
  • 乳剤
  • 粉剤

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